第11章 アイデンティティーの危機

  • 「ベッドルームで群論を」の最終回
  • 同じかどうかの概念
    • equal: 等しい
    • identity: 同一
    • the same :同じ
  • 同じことの判定可能性
    • 実無限と可能無限についてこちらこちら
    • この違いよくわかっていない
  • その他の話題
    • こちらのブログにも出てくるがこの章の最初に引用されているテセウスの船
    • そのほかコンピューターの分数や根号をふくんだ計算(1/3やsqrt{2}を含む演算)
    • これらは空間を占める"量"として定義するのか、そうではなく"質"として定義するのか、による違いではないかと思う
    • まだ読みかけだが"質"か"量"かについて書いてある本

時間と自由 (岩波文庫)

時間と自由 (岩波文庫)

  • この輪読会の感想
    • この会で議論した内容は数学ではなくプログラミングに関するものであったと思う。つまりプログラミングの勉強会だった。いかにプログラミング言語で定義するか、いかに処理させるかなどの議論をすることは以前の自分にはない考え方であった。もっと数学的内容に冨む議論もできたはずだが、この会の目的としてはこれではあわなかっただろう。実際にプログラミングを書く操作はほとんどなかったが、考える対象を明確に定義すること、その定義がシュミュレーション可能なのかどうか判定することなどが現象に迫る上では根本であり、方針を決定する上で重要なのだろうと思った。