2010-12-15 §7. Lebesgue 測度の性質 積分 定理7.1(Lebesgue 測度の不変性) : はBorel set、は Lebesgue 測度 に対して ならば 以下の定理では が出てくるがLebesgue測度に限定せず、次のものと同じとして成り立つ から を構成する は 上で完全加法的な測度で 有界な に対して を 測度 から定理5.1 の方法で構成した外測度 上の測度として とする の場合も含まれる 定理7.2 定理5.2 より なので、あとは定理5.3参照 定理7.3 の定義に使われるのは 定理5.1 より 上で を構成する 区間 から開集合 を作りでをおさえる より (定理6.2) 系 定理7.4 系 定理7.5 が有界ならば として有界閉集合がとれる 前半は に対して定理7.4を適用し として としてもいいと思う 系 より一般的な場合の定理の構成の仕方 定理7.3 定理7.4 系、定理 7.5 系 定理7.4、定理 7.5 測度は上に書いたもの 外測度 が以下を満たす (A) (B) (C) が有界 はじめの 有界な部分集合に対して (B) を使う 定理7.5 系について 2番目の (B) と次の (#) より (#) に対して定理7.4、定理 7.5が成り立つ (#) と 定理7.6 が同値 定理7.6 開集合 閉集合 以下を証明すれば良い 1) 有界閉集合について成り立つ 2) の要素のうち式を満足する集合全体が可算加法族をなす 1) ( は有界開集合)に対して 定理7.3 を使う ( の存在は 付録§3 定理3) 2) 、 について 有界な部分集合に区切って として が閉集合 ( なので 付録§1 問2) 問1 対称差について など (付録§2 定理3 は 有界閉集合 のコンパクト性より) 問4 問6 から への単射を構成する 有界閉集合 をとって が連続 ただし について とすると であり、 が への単射であることを示す 目次へ