1章 ベッドルームで群論を

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  • 全12章あるうちで、英語版と日本語版で最初と最後の章(1章と12章)が逆になっている
  • マット返しの群論
    • "返す"操作全体についての考察
    • マットの状態
      • 3次元の直方体での場合:4種類
      • 3次元立方体:24通り
      • N次元:?
    • マットの返し方
      • ロール(R)、ピッチ(P)、ヨー(Y)
    • 恒等写像(I) を付け加えて G =\{I,R,P,Y \}となる
      1.  I \in G
      2.  R R = I,...
      3. RP = Y \in G,...
    • 可換なので実はアーベル群である
      • RP = PR
      • 2個の演算の積の表が対称であることからもわかる
    • 位数4の群
      • 操作は全部で 4! = 24通り
  • Topology of evolutionary biology
    • sequenceの空間
      • 長さNの一本鎖のgenotype空間:4^N
      • Humming距離が入れられる
    • phenotype空間
      • 距離、位相をどう入れるかが問題
    • genotype-phenotype の対応の連続性の定義へ
  • では組換えはどうか
    • 組換えは突然変異とくらべてgenotype空間での距離の変化が大きいとのこと
    • genotype空間ではなく組換えや突然変異といった操作の集合について
      • 2ローカスのハプロタイプ全体の空間を H とすれば組換え(r)は r:H \times H \rightarrow H で収まる
      • Nローカス(N > 2)では演算として定義できるのかが?