第7章 歯車の歯について

  • あるギア比を達成するために必要な歯車を求める話
  • 実数の有理数の積による近似とそのアルゴリズム
    • \alpha \sim \prod_{i=1}^M r_i となるような \{ r_m\}
  • 組み立て方
    • \{g_n \} : \, g_i \in \mathbb{N} \hspace{6} 1 \leq n \leq N, \,  N=2M, \, r_i=g_{2i-1} /g_{2i}
      • g_1g_N の歯車を用意する
      • g_{2i}\cdot g_{2i+1} の複合歯車を作る (1 \leq i \leq m-1)
      • g_{2i-1}g_{2i} を噛み合わせる (1 \leq i \leq m)
  • どのような表記をすべきかという点について
    • 数列 \{g_n\}
      • 有理数列に即した表記
      • 歯車に即した表記
    • ギアの組み立て方
      • 理論上正しい表記
      • アルゴリズムに即した表記
      • この違いはなにか
        • アルゴリズムとしては
        • 前から順に処理できる
        • メモリの必要量が小さい(保持する必要のある情報が少ない)
        • 終わりがある
          • "前から順に処理する"からこの"終わりがある"条件が必要になっているのではないか?
          • つまり有限のステップで扱う必要があるため順序よく処理させないといけない
        • 理論上正しいという場合には極限、無限がゆるされる
    • アルゴリズムとして成立するという価値観をまなばないといけない...
  • 派生した話題
  • 追記
    • Camus on the teeth of wheels は"歯車について"と"歯車に引っかかって"の両方の意味にとれると書かれているが、この章の題名も"On the Teeth of Wheels"であった。日本語訳だけ見ていると気づきにくかった。